こんにちは 気学講師 中嶋慧衣です。
毎月通っている易経解説講座
今月は 「天澤履」 のお話し・・・
六白金星と七赤金星のコラボレーションでできるこの卦
気学だけで考えたら、六白も七赤も、ともに金星、なんとなく金運?とか成功?・・・といったイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、易がとくことは、ずばり!生活態度です。
それもかなり、基本の「き」・・・。
ものごとの成功の必須条件、それは和らいだ態度と心だと・・・。
何かがうまくいったから、心がおだやかになって笑えるのではなく、成功の前の苦労の真っただ中にあって、おだやかさが必要なのだと・・・
もう、お恥ずかしながら、最近の私は、なんとかうまくいくように!と必死になって、自分を鼓舞して、あともうちょっと頑張れる!と眉間にしわよせまくりの毎日でした。
これじゃあ、うまくいくわけないね・・・。
少し肩の力を抜いてみましょうか・・・とほ。
人の心を動かすのは結局、強さではなく柔らかさ・・・「 北風と太陽 」を思いだしました。
私が眉間にしわをよせて頑張ってきたこと、それは、娘との関係性。
もうちょっとこうして欲しいという親の想いと、それには全く応えようとしない、自由人の娘・・・ 笑
力いっぱい北風をおくっても、届かないはずです。
こんな当たり前のことに気づかないくらい必死になってしまう局面は人生にはたびたび訪れます。
そんなとき、ヒントをもらえるのは私にとって本当にありがたいことです。
それが、今から3500年の前の書物「易経」に書かれているというのも、びっくりですが、
人間の幸せも悩みも、要は昔と何にも変わらず・・・なのですね。
昨日でパラリンピックが終わりました。
パラリンピアンは七赤金星であらわされます。
人の心を動かす・・・それをそのまま体現しているような連日の熱戦でした。
七赤金星、深いな~とあらためて思いました。
秋風に揺れるコスモスは七赤金星 こんな柔らかさ、身に付けたい・・・
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